最終更新日 2024年10月28日 by aheadm
炭酸泉を源泉とした温泉は限られています。
炭酸泉自体は掘り当てられても認可される事例が少なく、二酸化炭素を豊富に含んだ源泉となると非常に限られてくるのです。
しかし、日本には日本全国非常に多くの温泉地があります。
有名な温泉地の中には、炭酸泉で有名な場所もいくつか存在するのです。
炭酸泉の温泉を楽しみたいなら、近場のスポットを巡ってみるのも良いでしょう。
炭酸泉で一番有名な温泉は、岐阜県の湯屋温泉にあります。
二酸化炭素の含まれる量が日本で一番多いと言われており、良質な炭酸泉を楽しむことができます。
料金もお手頃ですので、近場の方は行ってみるとよいでしょう。
次に二酸化炭素の含まれる量が多い温泉は青森県のみちのく温泉です。
岐阜県の湯屋温泉ほどではありませんが、天然の炭酸泉を楽しむことができます。
東北の温泉地の中でもアクセスしやすい場所にありますので、東北にお住まいの方は足を運んでみましょう。
島根県にある頓原温泉も、炭酸泉が有名な地域です。
山陰の奥地にある隠れた名湯で、お忍びで訪れる有名人も多くいるそうです。
ラムネ温泉と呼ばれることも多く、シュワシュワとわき出る温泉が魅力となっています。
西日本にお住まいなら高速道を使ってアクセスできますので、連休に行ってみるのもおすすめです。
ほかにも炭酸泉はいくつかありますが、炭酸の勢いが上記3つと比較して弱いところが多くなっています。
中には炭酸泉と呼べるか疑わしい温泉もあるため、行くなら上記3つが良いでしょう。
リウマチや関節痛、循環系の病気でお悩みの方はとくにおすすめです。
また、炭酸泉自体はほかの温泉と比較して温度が低めになっています。
これは二酸化炭素が高温では溶けにくいためで、お湯が熱くなればなるほど濃度も薄くなるからです。
少し熱めの温泉が好きな方にはあまりおすすめできません。
逆にぬるい温泉にじっくり浸かりたい方には炭酸泉が向いています。
低刺激で肌にも優しく、子供でも入浴できます。
家族で温泉旅行をするなら炭酸泉もいいかもしれません。