「終身保険への加入を考えている」
「貯蓄性のある保険を探している」
「メットライフ生命のウェルスデザインの特徴が知りたい」
一生涯保証が続く保険の1つにメットライフ生命のウェルスデザインなどに代表される終身保険と呼ばれるものがあります。
数多くの種類のものがあり、どれを選べば良いのかわからないと言う人も多いかもしれませんが、事前にメリットやデメリットを知った上で、自分自身が向いているかどうかをしっかりと把握しておくことが求められます。
ウェルスデザインなど終身保険とは
そもそも終身保険とは、保証が一生涯続くタイプの生命保険にあたり、保険を契約した人が万が一死亡する、高度障害に見舞われた場合に、家族がその後の生活に困らないようにするために保険金が支払わられるタイプのものです。
保証がずっと続くことから、何歳まで生き続けようと、最終的になくなったときに保険金を受け取ることが可能となっています。
多くの場合解約返戻金が用意されているのが実情であり、万が一契約の途中で解約したとしても、その期間に応じたお金を受け取ることができます。
保険料払い込み期間は商品により大きく異なり、一生涯支払い続けるものもあれば、一定期間のみ支払うものもあります。
終身保険に加入するメリット
保険料がずっと変わらない
このような終身保険に加入することには多くのメリットがありますが、その1つに挙げられることが、保険料がずっと変わらないことです。
定期保険に入ろうかと悩んでいる人も多いかもしれませんが、定期保険の場合には一定期間ごとに更新が行われます。
更新が行われる際には、一般的には保険料が上がるのが実情です。
年齢を重ねるごとにどんどん保険料の負担が重くのしかかってくる可能性もあるのです。
終身保険の場合には、加入したときに契約した金額が一生涯続くことになるので、歳をとった後に保険料の負担が増える心配もなくなります。
貯蓄性がある
そして2つ目には貯蓄性があることです。
貯蓄型と掛け捨て型の2つのものがありますが、この時に貯蓄型を選んだ場合には、保険を利用してお金を貯めることが可能となります。
契約者貸付制度を利用することができる
そして3つ目が契約者貸付制度を利用することができる点です。
これはどのような制度なのかと言うと、これまでに支払った保険料の分だけお金を借りることができる仕組みに当たります。
解約返戻金の範囲内でお金を融資してもらうことができるのです。
保険を継続しながら借りることができるため、保証も問題なく受け取ることができます。
金利は保険会社により異なるものの、一般的には2から6%程度と、比較的低く抑えられています。
葬儀費用の準備にもつながる
また葬儀費用の準備にもつながるでしょう。
終身保険ではその性質上、契約者が死亡した場合には、基本的には保険金を受け取ることが可能となっています。
これを葬儀費用に充てることにより、葬儀の経済的負担を減らすことにもなります。
葬儀費用は一般的に100万円以上かかるとも言われているため、この負担が減る事は嬉しいポイントです。
相続税対策になる
さらには相続税対策になることが挙げられます。
現金よりも終身保険で相続を行った方が、税金が緩和されます。
老後資金を準備できることもメリットであり、必ずしもなくなるまで契約する必要はなく、払い込み期間が終わればいつでも保険料以上の解約返戻金を得ることができるのです。
万が一老後資金が足りなくなり問題が生じた場合には、これを活用することができるでしょう。
子供の教育資金を準備することができる
場合によっては子供の教育資金を準備することができます。
貯蓄性があることから、解約返戻金を子供の教育資金に充てることも可能です。
親が万が一死亡したときには保険金を得られるため、これを活用することで、子供の生活を支えることができるでしょう。
終身保険に加入するデメリット
保険料が一般的に割高
反対にデメリットがあるのも実情であり、その1つは保険料が一般的今割高になっていることです。
定期と比べた場合にはトータルで支払う保険料が高まります。
一生涯保障されるものの、敵の場合に保証されるのは一定期間のみです。
より長期間保証してくれるので、料金が高くなる事は仕方がないことといえます。
途中で解約すると解約返戻金は少なくなってしまう
途中で解約すると解約返戻金は少なくなってしまうことを覚えておきましょう。
貯蓄性があるものの、途中で解約すればこれまで払った保険料よりも解約返戻金は少なくなります。
補償内容を見直しにくい
また補償内容を見直しにくいことです。
契約の更新タイミングがないので、これまでの保証が本当に自分に合ったものであるかどうかを確かめにくくなります。
子供の将来や自分の老後に備え税金対策を行いながら貯蓄できる点は大きな魅力です。
まとめ
このようなメリット、デメリットがあるので、一生涯保障してほしい、保険で貯蓄もしたい、老後に十分な収入がある予定であれば、特にオススメと言えるでしょう。
反対に柔軟に保障内容を見直したかったり、老後に保険料を支払いたくない、一定期間だけ補償内容を充実させたい場合にはあまり向いていません。
加入する気持ちもあるものの通、毎月の支払いの事などを考えれば、やや億劫になってしまうこともあるでしょう。
緊急時に備える方法はその他にも貯蓄や共済、資産運用など、様々な方法があります。
様々な種類の中から、自分にぴったりのものを選ぶためにも、保険相談ができる窓口等を上手に利用してみると良いでしょう。