子どもがある程度成長してくると、いわゆる家族旅行の機会が減っていきます。
最近の中学生や高校生は非常に多忙であり、大学生や大学院生や専門学校生ともなれば更に忙しくなります。
加えて中高生以降は、一緒に生活する親子間でも会話の機会が減りやすく、家族旅行に誘うきっかけも生まれづらいものです。
アルバイトや学業で忙しい長男や長女に声をかけても、家族旅行への参加を断られるのではと内心不安になっている親御さんも多いかもしれません。
思春期以降は親子の距離感が難しい
思春期以降は親子の距離感が難しく、必要以上に干渉するのは避けたいものです。
ただし息子さんや娘さん相手に、妙に気を使い過ぎるのも逆効果です。
最近の若者は大学進学や就職を契機に、実家から独立するパターンが少なくありません。
家族旅行は確かにいつでも誘えるものですが、息子さんや娘さんが実家で暮らしている間の方が、無理なく出来るイベントでもあります。
学業とアルバイトが忙しい若者でも、春休みやお盆休み、お正月休みなら都合がつきやすいです。
口数や会話の頻度が減ってくる理由
思春期以降はなかなか幼い頃のように親子間で和気あいあいとコミュニケーションを交わすのが、難しくなってきます。
口数や会話の頻度が減ってきているのは、親子関係が冷えて切っているのではなく、単純にお互いがなんとなく照れくさいから、という可能性があります。
子どもの方から親に対して家族旅行に行きたいと突然、切り出すのは勇気が要る事です。
お盆や春休み、お正月休みのシーズンが近づいてきたら、親の方からそれとなく旅行のお誘いを切り出してみるのが良いでしょう。
家族旅行の行き先
子どもたちが小さい間は、いわゆるファミリー向けのホテルや観光地を優先的に選ばなければいけませんが、中高生以降ともなれば、そういった配慮は要りません。
息子さんや娘さんが成長した事で、以前はあまり関心を持たなかったお城や歴史の舞台となった名所にも、興味を持ってくれているかもしれません。
また大学生の息子さんや娘さんなら、自家用車の免許証を持っている事もあるでしょう。
時には親の方が甘えて、子どもたちに旅行のドライバーを担ってもらうのも面白いアイデアです。
まとめ
旅行先は家族会議で意見を出し合い、みんなの好みや希望条件をそれぞれ尊重して決めたいところです。
観光地の情報収集には、ネット検索がとても役立ちます。
以前家族で出かけた名所やテーマパークも時代の流れと共に色々な部分が変わっている可能性大です。
ネット検索を使えば忙しい暮らしの合間を縫って最新の観光情報が収集できますし、ホテルの比較検討や予約、空席照会もスムーズに行えます。