最終更新日 2024年11月26日 by aheadm
アパートを手放す際の売却には、不動産会社に仲介してもらう方法と、アパート買取で売却する方法があります。
前者の仲介は売り主に代わり、不動産会社が購入希望者を探し、相手と交渉して条件がまとまり次第売買が成立する方法です。
売り主は購入希望者を探す手間が省けるので、忙しい人にとって便利ですが、当然ながら仲介手数料が発生するのがネックです。
しかし、事前に査定を行い売れる可能性のある価格が提示されるので、早期に売却が実現する可能性が高まるのは間違いないでしょう。
買取は仲介手数料が生じない点がメリット
一方で後者の買取は、不動産会社が直接の売却相手になることから、仲介手数料が生じない点がメリットです。
また、目の前の相手とアパート売買の交渉ができるので、納得できる妥協点さえ見つけられれば早期の現金化も可能です。
早く手放して現金が欲しい、その期待に応えられる売却方法ですから、時に仲介より人気があるのも頷けます。
一般的に、物件の売買は瑕疵が見つかると売り主の責任になりますが、買取のケースだと責任が免責されます。
理由は相手が納得した上で購入するからで、売買成約に至ればそこで契約の完了となります。
売却後に責任を負ったりリスクを引きずる必要がないので、心理的にもスッキリとアパートを手放すことができます。
築年数が古くても価格がついたり、傷みが目立つ物件でも売れる可能性に繋がるので、不動産会社に売却する方法は魅力が満載です。
長期的にアパートが売れなければ価格を下げざるを得なくなる
これが仲介となると、広告を掲載して購入希望者が現れるのを待ったり、内見によって購入を決めてもらう必要があります。
内見の際には希望者に対応する必要性が出てきますから、時間が取られたり労力を使います
しかも、内見で相手の興味が薄れてしまえば、売買には至らず振り出しへと戻ります。
長期的にアパートが売れなければ、価格を下げざるを得なくなるので、当初の希望額で手放せずにもやもやが残ってしまうでしょう。
ただ、買取も万能ではなく、仲介と比べて価格が低めに評価されたり売却そのものが断られることもあります。
より確実な買取を実現するには、投資のつもりでリフォームしたり、見栄えや機能の状態を良くしてから査定してもらうのが賢明です。
まとめ
築年数が30年を超えていたり、過去に事故などのトラブルが合ったアパートは、仲介だと手放せない恐れが強まります。
短期間での売却も難しいですから、確実性とスピード重視なら断然、不動産会社に直接売るのがベストです。
高価売却が最優先事項なら仲介が有利ですが、手数料が引かれるので実際のところは差が縮まります。