最終更新日 2024年11月26日 by aheadm
民間の放送局のキャスターと比較すると、どうしてもNHKキャスターは堅苦しいというイメージが持たれがちです。でも、毎日見ていると、NHKキャスターはとても親しみが持てるキャラクターの持ち主だということが伝わってきます。
かといって、民間の放送局のキャスターのように、冗談を連発したり、自分の意見を話すということはほとんどないといえます。
だからこそ、信頼感と安心感を得ることができるともいえるのです。
NHKにとって、大切なことは、情報を正確に、そして迅速に視聴者へ伝えるということです。普段ならそれほど感じないようなことですが、地震などの災害時には、その重要性は高まることになります。
災害は、いつ、どこで発生するか分からないですから、キャスターにとっても、普段からの心構えはとても大切なことといえます。また、有事に適切な対処ができるか、普段からの訓練も必要といえるでしょう。
そのような点からみても、NHKキャスターは信頼できるといえます。民間の放送局のキャスターの中には、緊急地震速報が発令された時に、思わず、コメントを読み上げてしまったキャスターもいるようです。
しかし、本来は、速報が流れている間は、キャスターは言葉を発することなく、静かにしていなくてはなりません。そうしなければ、正しい情報が視聴者に届かないという可能性があるからです。
そのようなキャスターの基本ともいえる教育がしっかりされているのか、という点からみても、NHKキャスターの場合には、信頼することができます。緊急時にも、冷静な対処ができるからこそ、視聴者にとっても心のささえにもなるものです。
毎日見慣れたキャスターが、災害時にも冷静にニュースを伝えてくれることで、ニュースをみる側も冷静さを保つことができることにもつながります。
そのような、普段は冷静さを大切にしているキャスターが、ニュース以外の番組などで、ニュースを読む時よりはリラックスした様子で出演しているのをみると、普段、ニュースを読む様子に見慣れた視聴者は、一気にそのキャスターに対しての親しみが高まるようです。
また、普段は感情をあまり表に表さないようにしているだけに、わずかな表情の違いなどだけで、そのキャスターの心情を察知しようとする視聴者も多く、特に、朝ドラ後のニュースでは、毎日異なるキャスターの表情に注目が集まって、インターネット上でも話題となることも少なくないようです。